4月5日

・ダウナーな気分が続いている。もう少しで生理だなと思う。昔からイライラはしないが憂鬱になる。そして眠い。今日は話しかけられても軽い感じでうまく話せなくて、顔の筋肉が疲れた。笑顔の引きつりを感じて、(ああ調子悪いな)と思った。あと人と目を合わせるのがいつも以上に疲れる。私、人と目を合わせるの苦手だった。人に自分のこと知られるのも苦手。ダウナーなときは自分のデリケートな部分が露わになる。

 

・「ブルックリン」を観ている。ありがちなメロドラマだけど、こういうのが良いんだよね〜と思いながら眺めている。ダウナーな気分だから(こんなところで!?)という場面でぼろぼろ涙が出てくる。一人だからいくら泣いても構わない。物語はここで完結する。この結末から起きる感情を誰かに与えたいと作者が意図したから。

 

・アピチャッポンのインタビューを読んでいた。映画は一本も観たことないのだけど、面白いことを話していた。亡霊やスピリットに興味があるって。死ぬことを常に考えよとも言っていた。みんな死んだらどうなると思っているんだろうとふと思う。死んだら「無」だという人についてたまに考えるんだけど、その人たちほど「なぜ生きているのか」という命題に悩むのではないだろうか?と想像する。「無」になるのに、生きているうちは感情を乱したり悩んだり、何のために?って虚しくなるだろうと思う。私は物心ついたころから(たぶん小学生で源氏物語とか平安時代の物語を読んでいたから)仏教の輪廻転生の思想が馴染んでいて、魂の世界というのがなんとなくあるんだと思っている節がある。そう思えなければ、むしろすぐ死んじゃいたいと思う。