4月26日

・もう自分が自分に満足できる美を極めていこうと思って、出会いとかいいや〜って思ってた矢先に「持続可能な恋ですか」を観て(わたし強がったのかぁ〜)と思った。私は人と話すのが苦手、私の素とは何だろうか。いまいちわからないな。人と一対一で話すの、いまだに緊張するし、本音を話すと涙が出てくる。なんで涙?全然わからない。自分の言葉に酔っているのだろうか?

 

・同僚の家族旅行の話を聞いて、私の家にはなくてそんなことがあったら何を話すんだろう?って不思議な気持ちになった。自分が家族をもっても、そういう団体行動ができるかわからない。ただ、夏休みをずっと帰省につかったりは絶対しないと思うし、レクリエーションはするんだろうな。そういうの、全然わからないな。わからないなら、わからなくていいって思うな。それが私だし。

 

・指を切って縫ったことを話すと、多くの人が「痛い」って顔をしかめるの、愛しいと思った。そういう共感ができるって大切だよね。

 

 

4月7日

・マッチしてもピンとくるかこないかってある。きっと千載一遇の縁を見逃さないようにしたいね。チャンスはいつも一度きりと心得るべきだ。あと、女は馬鹿になってはいけない。

 

・友人とのラインで恋愛ドラマはあまり観ないことを話した。恋愛ドラマより血が出る方がいいって何だと思うけど、非現実の刺激を求めてるよねって。最終的なオチは恋愛ももはや非現実だけど、というところに収まった。でもそんな私たち、ブルックリンを観て「良かったよね」と話したりもした。ドーナル・グリーソンが良いよねとも。

 

・アニメ「平家物語」最終回の3回目を観た。私はリピーター気質。

4月6日

・生理がきた。私は身体と感情の波の捉え方が多分うまい。日頃の観察の賜物かな。

 

・仕事で提案したら逆に絞られた。だけどその観点・方法での突破口を探し続けるより、別の新規案を立ち上げる方が私は良い気がしているのだけど…ということはその場では言わず別の機会に話そうと思って「わかりました、見つけます」と返したらさらに絞られた。感情的になっている相手にこれ以上の提案は難しいと思ったから気持ちばかり戸惑いの面持ちで席に戻った。帰宅後にお詫びのメッセージがきていた。読んでいないけどマネジメントって大変ですよね。こういうとき、言ってしまったほうがダメージを感じていること、私、知ってます。私凹んでいないのでご安心ください。

 

・帰宅後はやくお風呂に入ってご飯食べて寝ようと思っていたのに、なぜか帰宅後お米を炊いて、日記を書いている。予定を遂行するのは本当に難しい。あ、お米炊けた(60分経った)

 

・自分の顔の好きな所、濃い眉毛、平行二重、目の幅、瞳、頰にある黒子、唇にある黒子、顔が小さいところ、歯並び、耳

 

・自分の顔の嫌なところ、頬骨が高い、上向きの鼻、顎関節症

 

・自分の身体の好きなところ、小指の黒子、足が小さいところ、脚力、くびれ

 

・自分の身体の嫌なところ、小胸、黒ずみ、踵の乾燥

 

 

 

4月5日

・ダウナーな気分が続いている。もう少しで生理だなと思う。昔からイライラはしないが憂鬱になる。そして眠い。今日は話しかけられても軽い感じでうまく話せなくて、顔の筋肉が疲れた。笑顔の引きつりを感じて、(ああ調子悪いな)と思った。あと人と目を合わせるのがいつも以上に疲れる。私、人と目を合わせるの苦手だった。人に自分のこと知られるのも苦手。ダウナーなときは自分のデリケートな部分が露わになる。

 

・「ブルックリン」を観ている。ありがちなメロドラマだけど、こういうのが良いんだよね〜と思いながら眺めている。ダウナーな気分だから(こんなところで!?)という場面でぼろぼろ涙が出てくる。一人だからいくら泣いても構わない。物語はここで完結する。この結末から起きる感情を誰かに与えたいと作者が意図したから。

 

・アピチャッポンのインタビューを読んでいた。映画は一本も観たことないのだけど、面白いことを話していた。亡霊やスピリットに興味があるって。死ぬことを常に考えよとも言っていた。みんな死んだらどうなると思っているんだろうとふと思う。死んだら「無」だという人についてたまに考えるんだけど、その人たちほど「なぜ生きているのか」という命題に悩むのではないだろうか?と想像する。「無」になるのに、生きているうちは感情を乱したり悩んだり、何のために?って虚しくなるだろうと思う。私は物心ついたころから(たぶん小学生で源氏物語とか平安時代の物語を読んでいたから)仏教の輪廻転生の思想が馴染んでいて、魂の世界というのがなんとなくあるんだと思っている節がある。そう思えなければ、むしろすぐ死んじゃいたいと思う。

4月4日

・今日は雨降りの中、婦人科と眼科へ行き実家へ戻った。自分の部屋がすでに居心地が良いので(何もないけど)、この家で暮らしていたことに驚く。なんだかあまり気が良くない印象があって、なんでだろう?と思う。古くてあまり大切に使われていない物が多いからだろうか?物や道具は大切に扱うべきだと思う。物を大切に扱う意識があれば散らからない。私は幸田文の本を読んでそう思った。だから家具も長く使える品の良いものが欲しいと思って、テレビボードを相談のうえ購入した。この間買ったゴミ箱は高すぎるためキャンセルした。やはりゴミ箱に3万円は狂気だったか。止めてもらえて良かった。

 

・また地震だ。半月前の地震を思い出す。それは振り返れば身に覚えのあることで、私がいつかの誰かにしたことと同じことでもあったように思う。そうとは知らずに都合よく相手を振り回していたことや、自分の気まぐれで相手の感情を弄んでしまっていたことなど、反省して相手の身に起きたことを理解してたつもりだったけど、自分が体験してみないとやっぱりわからなかった。自分は愚かだなあと思う。でも、これからも愚かな体験を重ねるんだと思う。そうやって持ちつ持たれつ人は出会って成熟していくんだと思う。

 

UAの微熱、好きすぎて何回もリピートしてて今年一番聴き込んだ曲になるのでは?と思くらい聴いてるんだけどさすがに違う曲聴きたくなってきたな、って選んだのがoasis。元気出る。仕事むり、社会むりってなった時に助けられた。ノエルが「勇気や励みを与えるのがロックだろ」的なことを言っている動画をyoutubeで観たけど、彼らの音楽は本当にそうだから大好き。口は悪いけど愛がでかいんだよoasis!!

 

・さて、やっと自分だけの時間ができた。誰かを自分の意識のどこかに置いておく必要がない状態。こういうとき、徹底的に何を大切にしていくかを考えるのが良いと思う。元気がないときって(人生消化試合だ…あと10年も生きられれば大往生の気分…)といつも思ってしまうんだけど、じゃあ10年後、どう在れば私は(人生満更でもないわね)って思えるのだろうか。美しくありたい、と思う。品が良く、優しく、心に貧しさを宿らせない。形からだと、やっぱり物を大切に扱い、物音を騒々しく立てず、自然に目を向けることだと思う。これは多分、仏教で言う「行」です。

4月3日

・自分なりにやり切ってみれば、うまくいかなかったことも後で(そういうことか)と何となく思えることがあるように感じる。何事もやり切って体験するしか学ぶ方法はない。

 

・「君は朝に出会った男性が、自分に合うかどうか、その日の夕方にはもうわかってると思うねん」という言葉を受け取ったことがあるけど、その背景には私の極端さをその人が感受する「何か」があったのだと思う。これは私の長所であり、短所だと思う。私はたぶん、「好き・その他」という極端な感性で生きていて、グレーゾーンの距離感を保つことが苦手。曖昧さ、即ち「わからない」ということは私の中では「違う」になるし、「決められない」ことも「違う」になる。それってほとんど瞬間的に感覚でわかるのではないの?ってどうしても思う反面、こんな極端な物の見方は結局私の主観だし、(人には人の物を見る角度があるんだよね)と思い、一度その曖昧さを受け容れてみることにした。人の心にある間(あわい)に寄り添える人になれたら良いな。

 

・春、曇りで生ぬるい気温の日が一番人の心に影響を与える気がする。

 

・「メア・オブ・イーストタウン」というドラマが観たいけどU-NEXT限定かあ、、。この間配信された「ムーンナイト」超面白かった、好きなタイプだ!

3月28日

・アニメ平家物語を最終回まで観た。源氏のエピソードはそこそこに、平家に焦点を当てた構成と演出が素晴らしかった。私は平家物語の激しくて苛烈な現実の下に基調低音として悲しみがずっと響いているような世界観が好きで、それはなぜなんだろうと考える。ツンと込み上げてくるものがある。「人の世にある苦しみは、すべて自分のこととして思い知らされました。ひとつとしてわからぬ苦しみはございません」「祈りを。私にもまだ忘れられぬ思いがございます」しかし諸行無常という言葉について、昔ほどもの寂しさを感じなくなった。すべての物事が変化していくことは生きていくうえで当たり前のことだった。始まりがあるものは終わりがある。生を受けたら死が待っている。私は自然を生きているんだなあ、としみじみと思うことがある。それにしてもこのアニメ、すべての回で演出が冴え渡っていたけど、最終回の徳子の髪が編まれることと、五色の糸からの描写は鳥肌ものだった。たんと泣かせていただきました。

 

・今日私は少し意地悪だったかもしれない。それは私に相談すべき内容ではないだろうと思ったからだ。それは大きい視点で不親切で、無責任だったかもしれない。相手が私のことをどう感じようが関係はないけれど、自分自身の感覚や在り方はしっかりと見つめるべきだと思う。

 

・同僚とお昼ご飯を食べた。相手が私に少し緊張しているのがわかる。取り繕って休日は何したか、今週末の予定、仕事のことなど色々話題を振った。私が人と一番話してみたい会話ってなんだろうと思う。深いところで言えば、私はみんながどういう世界観で生きているのかが知りたい。私は起きたことに対してインパクトを感じたとき、自分がその現実に何を投影しているのかを観察することが好き。どういう類の感情が揺れて、それによって何を捉え、どう行動すべきか決める。共感してくれる人いるかな。面倒臭いって思われだろうから誰にも言わない。笑 多分このプロセスは訓練だし、スキルだと思う。軽めなところで言えば、面白いお笑いのネタが知りたい。